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【11月になりました】

2021.11.01

11月になりました。

寒くなりましたが、皆様体調などは崩されていないでしょうか?

ピクシーでは引き続き、感染対策をしっかり行いながら、元気に営業していきます。

 

さて、11/8は「いい歯の日」と言われていますが、皆様ご存じでしょうか?

なぜ、11/8がいい歯の日かというと、「1い・1い・8は」の語呂合わせで、日本歯科医師会が設定したそうです。

健康を保ち、食事を美味しく召し上がるためには、歯とお口の健康は欠かすことが出来ません。そんな大切な歯を守るために、今月は正しい歯の磨き方と虫歯を防ぐと言われている、フッ素について書いていきたいと思います。

 

【正しい歯の磨き方】

《歯磨きの基本》

①歯ブラシの毛先を歯と歯茎(歯肉)の境目、歯と歯の隙間にきちんとあてる。
②150~200g程度で、歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で動かす。
③5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1.2本ずつ磨く。

《歯磨きの工夫》

①でこぼこの歯並び・・・

前歯のでこぼこしている歯は、1本1本に歯ブラシを縦にあてて、毛先を上下に細かく

動かしましょう。

②背の低い歯・・・

奥歯の背の低い歯に対しては、歯ブラシを斜め横から入れて、細かく動かしましょう。

③歯と歯茎の境目・・・

歯茎に対しては、45度の角度に毛先をあてて歯ブラシを5mm程度で動かしましょう。

《歯垢(プラーク)とは》

虫歯を防ぐには、歯磨きで歯垢をしっかり取り除く事が大切です。

歯垢とは、歯の表面や歯と歯茎の境目や歯と歯の間に付着している白いネバネバした塊の事を言います。うがいなどでは落ちず、歯ブラシや歯間ブラシなどを使用しないと綺麗に落とすことは出来ません。歯垢には、お口の中で繁殖した多くの種類の雑菌が住み着いていて、1gの1/1000の歯垢に1億個以上の雑菌が生息していて、この菌の中に虫歯や歯周病の原因になる菌が生息しています。

《歯垢(プラーク)のつきやすい場所》

①歯と歯の隙間
②奥歯の嚙み合わせ
③歯と歯茎の境目
④歯並びがでこぼこしている所

《食べたら歯磨きをすることを習慣にする》

食事の後は、細菌が糖分を使って酸を作り出すため、歯の表面は酸欠状態となりカルシウムやリンなど、歯の成分であるミネラルが溶け出してしまいます。

元の中性状態に戻るには、40分程度かかると言われていますが、その間はミネラルが溶けやすい状態が続いてしまうため、1日3回の食事の後に歯磨きを行う習慣を付け、細菌と歯垢と取り除くことが大切です。

《歯磨きのアイテム選びも重要》

歯ブラシは、毛先が開いてしまうと歯にきちんと当たりにくくなり、効果的に歯垢を落とせなくなってしまうので、歯ブラシは1か月に1本を目安に交換しましょう。

人によって、歯の形や歯並びは違いますので、ご自身の歯に合わせて、適切な形や硬さを選んで使用しましょう。

更に、歯ブラシの後に、デンタルフロスを使用すると歯垢の除去率が約30%上がると言われているので、フロスを使用して歯の隙間の歯垢もしっかりかき出してしまいましょう

 

【虫歯を防ぐフッ素の働き】

フッ素には、エナメル質の修復促進、歯質強化、菌の働きを弱めるなど虫歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分になります。

《3つのフッ素の働き》

①エナメル質の修復促進

酸により、歯から溶け出したカルシウムやリンを補うことを促進します。

②歯の質を強化

歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変えて虫歯への抵抗力を高めます。

③菌の働きを弱める

虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます。

《お子様の歯のために歯科医院でのフッ素塗布がおすすめ》

特に虫歯になりやすい“生えたての乳歯”や“生えたての永久歯”を持つ子供たちに向けて、フッ素を塗布して予防をしてくれる歯科医院も多いので、歯科医院に行くのもおすすめです。

《実は大人にもフッ素は必要》

大人になると不規則な生活や、歯科治療などにより2次虫歯(治療済みの歯が虫歯になる)になりやすく、虫歯リスクが上がってしまうことがあったり、年齢が進むにつれて歯周病によって歯茎が下がってしまい、セメント質とよばれる表面が弱い部分が露出してしまい、虫歯になりやすくなってしまいます。

そんな私たちには、フッ素配合の歯磨き粉がおすすめです。

フッ素配合の歯磨き粉を使用するだけで、歯の根元の虫歯を67%も抑制可能という結果も存在します。

《フッ素は口内に長く留まる効果的》

フッ素は、歯磨きをした後も歯や粘膜に残り、少しずつ唾液と混ざりあって口腔内で効果を発揮するため、出来るだけフッ素を長く留めるようにすることが大切です。

《フッ素を長く留めておく方法》

毎日行う、歯磨きにおいてちょっとした工夫をすることで、フッ素を口腔内に長く留める習慣が身につきます。

①すすぎは少ない水で1回

歯磨き粉を吐き出した後に何度もお口の中をすすいでしまうと口腔内に残っているフッ素の量が少なくなってしまいます。

そのため、歯磨き後は5~15mlに少ない水で5秒程ブクブクと1回だけすすぐことをおすすめします。更に、歯磨き後は1~2時間は飲食を控えると更に効果的です。

②虫歯リスクが上がる就寝前の使用が特におすすめ

寝ている間は、唾液の分泌が少なくなり、細菌が繁殖しやすい状態になります。

就寝前の歯磨きは、フッ素配合の歯磨き粉で丁寧に歯磨きを行いましょう。

初期虫歯が出来てしまった!と慌てて、一時的にケアに気を遣うだけではフッ素の効果は十分に発揮されません。だからこそ、毎日のケアで正しい方法で歯磨きを行い、フッ素をしっかり取り入れ、継続的に虫歯予防をしっかりと行うことが大切です。

 

最後に・・・

口は体の健康の入り口です。

口腔内を清潔にすることは、誤嚥性肺炎の予防をはじめ、全身の健康に良い影響があると言われていて、特に歯周病菌は糖尿病や心筋梗塞などの病気と深い関係があります。

口腔内の健康を保つことは、歯を失うリスクを軽減させるだけでなく、健康寿命の延命にも繋がるので、いい歯の日をきっかけに歯について知っておくと良いのかなと思います。

 

 

それでは、11月も皆様の毎日がキラキラしたものになりますように・・・。

 

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