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【6月になりました】

2020.06.01

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ不安を抱える日々だと思います。

ピクシースタッフ一同は、事務所内のアルコール消毒、検温、マスク着用、手洗いうがい

を引き続き徹底して行ってまいります。

 

 

さて、今月はこれからの季節に欠かせない食中毒対策について。

 

【梅雨から夏にかけて発生しやすい食中毒】

食中毒の主な原因である細菌は、暖かく湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が

活発になります。

食中毒の症状は主に腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などですが、食中毒とは気づかず重症に

なってしまったり、最悪の場合死亡してしまう事もあります。

 

 

 

【知っておきたい食中毒予防の3原則】

食中毒は、家庭内で発生することもあり、特に肉や魚には食中毒の原因となる菌やウイルス

がいることを前提として考え、取り扱いに気を付けましょう。

厚生労働省では、食中毒菌を“つけない”“増やさない”“やっつける”を食中毒予防の3原則

として掲げています。

 

1.つけない⇒洗う・分ける

食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないようにし、しっかりと手を洗いましょう。

包丁やまな板など、肉や魚などを扱った調理器具は使用するごとに洗剤でよく洗い、

できるだけ殺菌するようにして肉や魚の汁が他の食品に付着しないよう、保存時や調理時には注意が必要です。

 

2.増やさない⇒低温で保存する

細菌の多くは10度以下で増殖のペースがゆっくりとなり、マイナス15度以下で増殖が停止します。肉や魚、野菜などの生鮮食品は購入後すみやかに冷蔵庫に入れてください。

冷蔵庫内の温度上昇を防ぐため、冷蔵庫のドアを頻繁に開けたり食品を詰め込みすぎるのはやめましょう。

 

3.やっつける⇒加熱・殺菌処理

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するので、しっかり加熱してから食べましょう。また、肉や魚、卵などを扱った調理器具は洗って熱湯をかけるか台所用殺菌剤を使用して殺菌しましょう。

【家庭で食中毒を防ぐ6つのポイント】

1買い物

・持ち歩く時間をなるべく少なくするために、肉や魚、野菜などの生鮮食品を買う順番

は最後にしましょう。

・消費期限などを確認してから購入しましょう。

・肉汁や魚などの水分が漏れないようにポリ袋にいれ、氷や保冷剤を入れましょう。

 

2家庭での保存

・要冷蔵、要冷凍など温度管理が必要な物は帰宅後速やかに冷蔵庫、冷凍庫に保存しましょ

う。

・肉や魚は、他の食品に肉汁などがかからないようビニール袋や容器に入れましょう。

・肉、魚、卵などを取り扱う前は必ず手洗いを行いましょう。

 

3下準備

・調理前に石けんで丁寧に手洗いをしましょう。

・冷凍食品は自然解凍を避け、使う分だけを冷蔵庫や電子レンジで解凍しましょう。

・使用後のふきん、タオルは熱湯で煮沸してしっかり乾燥させましょう。

・使用後の調理器具はよく洗い、熱湯をかけて殺菌しましょう。

 

4調理

・調理の前に石けんで丁寧に手洗いをしましょう。

・肉や魚は中心部を75℃で1分間以上加熱しましょう。

 

5.食事

・清潔な食器を使う

・作った料理は室温に放置せず、すぐに召し上がるか冷蔵庫に保存しましょう。

(O157は室温でも15分から20分で2倍に増殖)

 

6.残った食品

・残った食品を扱う前に手洗いを行い、清潔な容器に保存しましょう。

・温めなおす時も過熱は十分に行い、みそ汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。

・時間が経ちすぎたものや、少しでも怪しいものはすぐに破棄しましょう。

 

【お弁当の食中毒対策】

・清潔な容器を使い、パッキンは汚れが付きやすいので容器から取り外してから洗いましょ

う。

・おにぎりは素手で握らずにラップを使用しておかずの残り物を利用する際は、しっかり

加熱を行いましょう。

・梅干しや酢などの抗菌効果のある食材を活用しましょう。

・水分が多いと細菌が繁殖しやすくなるので、水気をよく切ってから詰めましょう。

・持ち歩く際は、保冷剤やクーラーボックスに入れましょう。

 

これからの季節に注意が必要になる食中毒ですので、普段よりも気にかけて

食中毒の予防をしましょう。

 

コロナ予防、食中毒予防を共に心掛けて体調に気を付けて今月も元気に過ごしましょう。

 

6月も皆様の毎日がキラキラしたものになりますように・・・。

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