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【6月になりました】

2022.06.01

6月になりました。

あっという間に半年が過ぎますね。

年々、一年があっという間に感じます。コロナ禍になり、たくさんの自由を奪われてしまっていますが、自分流の素敵な毎日をお過ごしください。

引き続き、ピクシーでは感染対策をしっかりと行いながら元気に営業して参ります。

 

さて、今月は梅雨に起きやすい湿気について書いていきたいと思います。

 

梅雨の時期は、雨の影響で湿気が溜まりやすくなります。

部屋全体がジメッとした空気に覆われると居心地が悪くなってしまったり、湿度が上がることでカビが発生するなど、体に悪影響を及ぼしたり、お家のトラブルの原因になることもあります。湿気を放置すると、どんな事が起きるか説明していきます。

 

 

【カビ】

まずはカビです。

カビは、温度と湿度と栄養が揃うと発生します。

温度は25~28℃が最も発生しやすく、湿度は80%以上を越すと一気に繁殖していってしまいます。中には湿度60%台で発生するカビ菌もいて、70%を越すとカビが増えると考えられています。それらを条件に私たちの体からでる皮脂や垢、食べこぼしやほこりなどを栄養に繁殖します。

微量なカビは常に空気中を漂っていて、少し吸い込む程度では問題ありませんが、カビの付いた食べ物を摂取したり、大量の胞子を出しているものを吸い込んだりすると、アレルギー疾患を引き起こす原因になると言われています。

主な疾患はアレルギー性鼻炎や、アレルギーが原因で発症する過敏性肺炎、アトピー性皮膚炎、免疫力が落ちている時は感染症にも注意が必要です。

 

【ダニ】

高温多湿の空間では、ダニの発生も確認されています。

湿度が60%以上になるとダニが発生しやすく、発生のピークは初夏から初秋の高温多湿の時期です。また、カビはダニの餌になるため、カビを放置しているとダニの発生も促してしまいます。

 

 

【結露】

室内の温度が外の温度より高い時期に起こりやすいのが、窓に水滴がつく結露という現象です。空気中に含まれている水蒸気が、冷たい窓などについて冷えると水に変わることにより起こります。つまり、湿度が高いと結露が起こりやすくなります。

外との気温差が大きい冬場に出来やすいですが、湿度が高い梅雨の時期にも起こります。

結露をそのままにしておくと、窓枠やカーテンにカビを発生させるだけでなく、壁を腐食させたり、建物を傷める原因にもなります。

 

 

梅雨の時期に湿気対策を行い、カビを防止することは衛生的に生活するために大切なことです。

ここからは、お部屋の効果的な除湿方法をいくつかご紹介します。

 

【部屋全体の湿気を取る方法】

①エアコンの除湿機能を使う

最も強力で簡単なのが、エアコンの除湿機能です。

冷房だけでも十分湿気を取り除いてくれますが、除湿モードを活用するのが一番効果的です。

②窓を開けて換気をする

室内はまめに換気をすることで、湿度を下げられます。

換気をする時は、窓やドアを二箇所以上開けて空気の通り道を作ってあげることが大切です。同時に押し入れや、シンク下などの普段空気が流れにくい場所も、扉を開けて換気すると良いです。気温が上がる日中を狙って換気するのがおすすめです。

③扇風機やサーキュレーターで空気を循環する

窓やドアを開けて換気する際、扇風機やサーキュレーターを併用する事をおすすめします。扇風機などで風を送ることでより空気の循環が良くなり、効率よく湿度を下げることが出来ます。

 

【空気が籠る場所の湿気の取り方】

①重曹を置く

掃除に便利な重曹は、湿気を吸い取る力もあります。

小瓶に粉の重曹を入れたらあとは置くだけです。消臭効果もあるので、クローゼットや押し入れ、靴箱などにピッタリな方法です。湿気を吸って重曹が固くなったら交換のサインですが、固まっても掃除には使えるので無駄なく活用出来ます。

②新聞紙を敷く

靴箱などにおすすめなのは、新聞紙を使った対策です。

紙類には湿気を吸収する性質があり、中でも新聞紙は表面に凸凹が多く、見た目以上に表面積が広いので湿気の吸収に有効で、軽く丸めた新聞紙を転がして置くだけです。

靴箱に入れるだけではなく、濡れた玄関タイルにそのまま置いても良いです。

③除湿剤を置く

効果が高く、交換の手間も省けるのが除湿剤を使う方法です。

湿気を吸い取る薬剤が入っていて、置くだけで湿気がなくなります。

④竹炭を置く

炭には除湿効果があります。

湿度が高くなると湿気を吸い込み、湿度が低くなると湿気を吐き出して、空間の湿度を一定に保とうとします。炭にはいくつか種類がありますが、湿気対策におすすめなのは竹炭です。ほかの炭と比べて、竹炭には消臭・除湿する細孔という小さな穴が多くあるため、除湿に向いているといわれています。

 

 

【除湿効果を長続きさせる方法】

①換気扇を付ける

キッチンの換気扇は料理中にはもちろん、使い終えた後も20~30分ほど回しておくと部屋の湿気を追い出せます。お風呂やトイレなど、湿気が溜まりやすい場所は長めに換気扇を回しましょう。

②外から湿気を持ち込まない

雨の日は、外から湿気を持ち込まないことも大事なポイントです。

濡れてしまった上着などは玄関に掛け、部屋に湿気を持ち込まないようにしましょう。

 

 

広い空間を除湿したい場合は、エアコンなどの家電の力を使うのが一番簡単で、かつ効果的です。収納場所などの狭い空間なら、重曹などのアイテムだけでも十分です。

家の中の湿気対策は、健康で快適な暮らしを送るうえで欠かせないものです。

部屋の除湿がうまくいくと、日々の生活はもっと快適になります。

ぜひ日々の中で湿気を溜めないように工夫しましょう。

 

 

それでは、6月も皆様の毎日がキラキラしたものになりますように・・・。

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