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株式会社ピクシーのお知らせを
掲載しております。

【1月になりました】

2022.01.01

1月になりました。

寒い日々が続いておりますが、皆様お元気でしょうか?

ピクシーでは、インフルエンザやコロナウイルスの対策として、

事務所内の空気の入れ替えや、空気を乾燥させないために加湿器を設置する

などして、引き続きスタッフ一同でしっかり行っていきます。

さて、寒くなると気になるのが“乾燥”ですよね。

今月は乾燥によって起こることについて書いていきたいと思いますので、

是非、頭の片隅にでも残して頂ければと思います。

 

《なぜ冬は乾燥するの?》

冬になるとマイナス50度にもなるシベリアで発生した高気圧が日本海を渡って、

日本海側に雪を降らせます。

その後、山を越えて太平洋側に降り、日本海側に雨や雪を降らせて水分を放出してい
るので

とても乾燥しています。

さらに冬は暖房を使用し、空気は暖めると乾燥するので、乾燥している冬の大気が暖
房により、更に乾燥するというわけです。

 

《汗はかいていないのに喉が渇くのは?》

体の水分が失われるのは、汗が原因ばかりではありません。

呼吸をしているだけでも、体の水分は奪われてしまっているので、汗をかかないから

といって水分を摂らないでいると、喉がカラカラになるだけではなく、体全体が

想像以上に渇いてしまいます。

 

《乾燥肌はどうして起こるの?》

一般的に気温の低い冬場は、皮膚の代謝が低下するため、皮脂腺の機能や汗腺の機能
が低下

し、皮脂膜の形成が悪くなります。

それと同時に、セラミドなどの合成やアミノ酸など生成が低下し、保湿作用が弱くな
ります。

すると、本来なら角質細胞間脂質に蓄えられているはずの水分が減少して細胞間に隙
間が

出来てしまい水分が皮脂の中からどんどん出て行ってしまいます。

このように冬の寒さで皮膚の保湿機能が低下し、空気の乾燥が加わって乾燥肌が悪化
するのです。

 

《乾燥するとかゆみが起こるのはなぜ?》

かゆみは、神経線維が刺激されることによって起こります。

神経線維が刺激されると、神経が興奮して、その刺激が大脳にいきかゆみが発生しま
す。

健康な肌は、表皮と真皮の境界のところで神経線維が終わるのですが、乾燥肌になる

神経線維が通常よりも皮膚表面の近くまで伸びてきているため、外からの刺激に反応
しやすくその反応は、じかに脳にかゆみとして伝わってしまいます。

つまり、乾燥肌の皮膚では角質層は隙間だらけになっており、異物が次々と侵入して
くるので表皮の角質層の直下まで伸びてきた神経が、衣類や石鹸、温熱などの外から
の刺激で興奮し、それが大脳皮質に伝わって、かゆみが発生するのです。

その興奮は枝分かれしている神経の先端にも伝わり、神経先端からサブスタンスPと
いう物質が出され、それが肥満細胞を刺激してかゆみを引き起こすヒスタミンという
物質を放出させます。このヒスタミンは神経線維に結合して、神経を興奮させてまた
かゆみを起こします。

このように乾燥肌になると、外からの刺激を非常に受けやすい状態になるのです。

 

★乾燥肌の改善対策★

・暖房は必要最低限にとどめ部屋の湿度に心がける

・熱いお湯の入浴は避ける

・液体やクリーム状の洗剤は多量使用に気を付ける

・タオルでのこすり過ぎに注意する

・入浴後は保湿剤を塗る

・下着や寝巻きは水分を含む綿製品を着用する

 

《喉が痛いときに良い飲食物/避けるべき飲食物は?》

“喉の殺菌や抗菌を促す”“炎症を抑える効果がある”“保湿・保温効果がある”

といった、特徴を持つ飲食物が喉の痛みに効果があるようです。

喉の粘膜が傷ついているのが喉の痛みの原因であるため、殺菌や抗菌作用によって細
菌の

侵入を防いでさらなる感染を防ぐようにしましょう。

また、保湿・保温効果で喉を潤すと同時に、体全体を温めるような飲食物がいいよう
です。

具体的な食材としては、ねぎ、れんこん、生姜、大根、黒豆などの食べ物が良く、飲
み物では、はちみつ、ハーブティー、緑茶などがおすすめです。

反対に避けるべき飲食物は、唐辛子やわさびなどの刺激物、アルコール類全般です。

 

《マスクの着用》

喉を乾燥や寒さから守るためには、マスクの着用が効果的です。

外出時のマスクは乾燥を予防するだけではなく、喉に適度な湿度を与える事も出来ま
す。

 

《加湿器の使用》

部屋の湿度が低いと喉の乾燥の原因となる可能性があります。

部屋の湿度が快適でも湿度が低い場合は、加湿器を使って湿度の調節をすると快適に
過ごせます。

 

《水分補給》

はちみつや生姜を入れた紅茶など、喉に優しい温かい飲み物を積極的に摂るのがポイ
ント。

喉は冷やすよりも温めると、乾燥防止が期待出来て、口の中を潤すようにゆっくり飲
むのが良いようです。

 

《十分な睡眠》

喉の乾燥は体の疲れから起きる場合もあり、疲れや寝不足は喉の周りの筋肉を固くさ
せる可能性があるようですが、体の不調はわかりやすいところからサインが送られて
くることがあるものの、意外と見過ごすことも多いです。

ぐっすり眠って睡眠不足を解消させて、ゆっくりと湯船に浸かり、体をほぐしてから
眠りにつくと十分な睡眠がとれると思います。

 

《最後におばあちゃんの知恵袋♪》

鼻がつまる、喉がいがらっぽい・・

ひき始めの風邪には、昔から受け継がれてきた民間療法を試してみるのもおすすめで
す。

身近な野菜や、果物などの薬効を上手に応用した先人達の知恵や工夫は、今でも役立
つものもあります。

例えば、風邪で鼻が詰まった時は、長ネギを縦半分に5cm程切り、切り口を鼻に10
分程あてておくと鼻づまりが解消すると言われており、長ネギには粘膜を適度に刺激
し、血行をよくする硫化アルカリ化合物が含まれているため、鼻詰まりだけではなく
喉の痛みにも効果があると言われています。

また、梅に含まれるクエン酸は、抗菌・発汗作用に優れています。

梅干しをオーブントースターで、黒くなるまで焼いて湯のみ茶碗に入れ、熱いお湯を
注いで飲む「梅ぼしの黒焼き」もあります。

他には、レモンに匹敵するほどのビタミンCを豊富に含むレンコンのおろし汁にお湯
とはちみつを合わせて飲む「レンコン湯」や、はちみつと、生姜のおろし汁をお湯で
割る「生姜湯」などがあります。

いずれも即効性はないかもしれませんが、先人達が残してくれた知恵を借りてみるの
も良いかもしれませんね。

ちなみに私は、今でも祖母が生前に教えてくれた「はちみつ大根」を喉が不調な時に
飲んでいます。おばあちゃんが私に残してくれた知恵には感謝です。

はちみつ大根が気になった方はぜひ検索してみてください。

 

インフルエンザの季節にもなり、コロナ禍ということもありますので、感染対策に加
えて乾燥対策も同時に行いながら、元気に過ごしましょう。

 

それでは、1月も皆様の毎日がキラキラしたものになりますように・・・。

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