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株式会社ピクシーのお知らせを
掲載しております。
【12月になりました】
2020.12.01
12月になりました。
今年も残すところ、1か月になりましたね。
今年はコロナの事もあり、生活に制限がかかってしまったり、季節を楽しむといったことも
出来なかった方が多いのではないでしょうか?
先月は免疫力について書いていきましたが、これから本格的な冬を迎えますので、今月はウイルスとはどんなものなのか、ウイルス感染予防法などについて書いていきたいと思います。
【ウイルス対策に良い事/悪い事】
良い事
・手洗いをこまめに行い、手で、目、鼻、口を触った際にウイルスが侵入しないよう
にする。
・日頃から、適度な休養、十分な睡眠をとり、自身の免疫力を高めておく。
悪い事
・手洗いを行っていない手で、目、鼻、口を手で触ること。
・バランスの悪い食事、睡眠不足、過度のストレス、激しい運動など免疫力を下げる行為
を繰り返すこと。
【ウイルス・細菌による病気】
ウイルスによる病気
・インフルエンザ
・コロナウイルス
・ヘルペス
・HIV(人免疫不全症候群/エイズ)
・風疹
・麻疹
・肝炎
・おたふく風邪
・猩紅熱
・マイコプラズマ
・エボラ出血熱
・ロタウイルス など・・・
細菌による病気
・結核
・O-157
・赤痢
・中耳炎
・結膜炎
・水虫
・百日咳 など・・・
このようにウイルス性の病気と細菌性の病気を比較すると風邪症状の場合、いかにウイルス性の病気が多いかがわかると思います。
【どのようにして感染するのか】
ウイルスや細菌はどこから感染するのでしょうか?
感染には下記のような様々な経路があります。
・空気感染
・飛沫感染
・接触感染
・唾液感染
・経口感染
・血液感染
・ベクター感染
・母子感染 など・・・
上記の感染経路のうち、ウイルス性の多くは飛沫感染です。
■飛沫感染とは
病原体を含んだ鼻水や、唾液、痰などの飛沫が感染者の咳やくしゃみなどで飛び、粘膜に付着することで感染します。飛沫感染は、飛沫が飛ぶ範囲で起こるので、距離や時間、障害物の有無によって感染リスクが変わってきます。
距離を長く、接触時間を短く、障害物を作れば感染リスクは下げる事が出来ます。
飛沫が飛ぶ範囲は、天候や風向きなどの条件によりますが、一般的に2m以内に30分程度、同じ場所にいると感染する可能性があります。逆にいえば、2m離れていたり、数分のみの接触だったり、目・鼻・口などの粘膜にくしゃみや咳による飛沫を浴びなければ、感染リスクは低くなります。
同じ部屋でも衝立が1つあれば飛沫はそこでブロックされるので、感染拡大する可能性を下げることが出来ます。
■空気感染とは
空気感染は飛沫感染とは異なり、咳やくしゃみで飛んだ飛沫の水分が蒸発した後、病原体のみが空気中を漂い、その空気を吸い込んだ人が感染します。
2m以上離れていたり、衝立を立てたり、感染者がその場を離れたりした後も同じ部屋に入る事で感染する可能性があります。空気感染するのは、現時点では結核や麻疹、水疱瘡です。
■接触感染とは
皮膚や粘膜の直接的な接触や、ウイルスがついた物に触れた手や物を介して感染が起こります。ウイルスが付着した物を触ってウイルスが付いてしまった手で、目・鼻・口あたりを触る事で感染します。
物についたウイルスが感染力を持っているかどうかは、ウイルスの種類によっても大きく異なります。また、湿度や温度、付着したものなどの条件によっても異なるため、一概には言えないのが現状です。ただ、基本的にはウイルスは細胞がないと増殖できませんので、感染者から離れたウイルスは、数日のうちに感染力が下がります。
■経口感染とは
感染動物の肉を食べることで感染するBSEなどや、糞便で汚染された水などを経口摂取することで感染するO-157や、ノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。
過去に流行したSARSでも糞便からの感染が報告されています。
【飛沫感染と空気感染の違いは?】
飛沫感染といっても結局は空気感染じゃないの?と思われるかもしれませんが、飛沫感染では咳やくしゃみで飛び散った病原体は水分と共にまき散らされます。
そのため、2mの距離までが感染経路に含まれます。
この水分が蒸発して病原体が空気中を浮遊することで、空気感染が起こります。
インフルエンザは飛沫感染と接触感染が主ですが、密室では浮遊したウイルスの空気感染にも注意が必要です。
【これらのウイルスと細菌の感染予防法】
・正しくこまめな手洗い:指先・爪の間・手首までしっかりと。
・マスクを正しく使う:外す際は紐を持ち、外側は触らない。顎にずらさない。
・洗顔:目・鼻・口からウイルスに感染しないように。
・除菌、消毒:アルコールで共用部分を殺菌、消毒。
そしてもう1つの感染予防は「人ごみに行かない!!!」
通勤・通学は仕方ないですが、なるべく人混みにはいかない事も大事です。
不要、不急であれば人混みへ行かないようにしましょう。
どれも普段の生活で出来る感染予防の方法です。
今まで以上に気を付ける事でも感染予防の効果はぐんとアップします。
ひとりひとりがちょっとした所に気を付けてしっかりとウイルスや細菌予防をしていきましょう。
寒くなりましたので、皆様、体を冷やさないようにしてくださいね。
ウイルス対策をしっかりと行いながら、今年最後の1か月も元気に過ごしましょう。
それでは、12月も皆様の毎日がキラキラしたものになりますように・・・。